2月21日(火)5・6校時に職業講話を行いました。
今回は、エフェクトデザイナーの和田美里さんにご講話いただきました。和田さんはさまざまなゲームのエフェクトを担当されています。
エフェクトとは「ゲーム内の出来事の演出表現」です。具体的には、刀を振った時の斬撃、撃った弾丸が当たった際に飛び出る衝撃、ビームや炎、煙、水など自然系のものまで、ありとあらゆる表現がエフェクトに含まれています。エフェクトデザイナーはこれらの表現を形作るゲームクリエイターです。
和田さんは、エフェクトデザイナーの仕事内容だけでなく、この仕事に就いたきっかけ、この仕事の良い面・悪い面などについて、興味深く、そして分かり易く話してくださいました。また、働くことの意義も伝えてくださいました。
《生徒の感想》
◇普段ゲームをしていて、エフェクトについてあまり気にしたことがなかったけれど、講話を受けて「これを作れたらとても楽しそうだな」って思いました。
◇今日は自分にとって身近な「ゲーム」について伺うことができて嬉しかったです。今まで何気なく遊んでいたものが、ここまで緻密に作られているということを知って感動しました。また、和田さんがこの職業の利点の一つとして、エゴサーチができるとおっしゃっていたのがとても印象的でした。やはり自分の努力・才能が評価されるというのは仕事の魅力の一つだと思います。今まで色々な方の職業講話を伺ってきましたが、「どの方もその職業が好きというのが根幹にあるな。」と感じました。私にはまだ夢が見つかりませんが、好きなことを職業にすることを妥協せず、夢を探し続けたいと思います。そして、私も夢が見つかったら、和田さんのように夢に向かって突っ走れるような人になりたいです。
◇短いエフェクトを作るだけでも結構時間がかかるのに、数秒くらいしか映らないのがなんだか少し切ないと思ったけど、面白そうだと思いました。色々なゲームを知っていて、面白い人だと思いました。
◇今日の和田さんの話を聞いて、「仕事は楽しいけど大変なんだな。」と思いました。意外に人と話す力が必要だということがわかりました。お風呂の中や散歩をしているときに頭が冴え、アイデアがおりてくると聞いて、今度使ってみようと思いました。また、日常生活の中で意識してみると、様々なところでエフェクトが使われていると感じました。色々なゲームやアニメでエフェクトが使われていると「かっこいいな。」と思うので、エフェクトはすごい力を持っています。僕はゲームが大好きなので、もしゲームクリエイターになったら、和田さんと一緒にお仕事に携われたらいいなと思いました。
◇私が心に残ったことは、和田さんがエフェクトデザイナーという職業につくまでの過去の思い出話です。和田さんが高校生の時にこの職業楽しそうと思ったことがきっかけで、エフェクトデザイナーへの道に進んだ話を聞いて、きっかけって大事だなと思いました。そして、エフェクトデザイナーになるまでに試験や面接に何回も落ちながらも諦めずに挑戦し続ける心が、とっても素敵だなと思えました。これからも頑張ってください!応援しております。
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