学校長ご挨拶

 令和2年度、世界中が新型コロナウイルスの脅威にさらされ、日本でもミャンマーにおいても、日々コロナ対策で追われている中の新年度のスタートとなってしまいました。2年度の教育活動の始まりがいつになるのか全く見えないところではありますが、この新しいホームページの配信とともに、ヤンゴン日本人学校に関係するすべての皆様に、本校の様子、大事な情報をお届けしてまいります。

 

 豊かな緑の大地に、乾季には眩しき陽光が惜しみなく降り注ぎ、雨季には毎日毎日恵みの雨が降り続き、その水を集めて滔々(とうとう)といくつもの川が流れるヤンゴン。中心には金色のピラミッドともいえるシュエダゴン・パゴダがそびえたっています。そしてこれらの仏塔を拝するミャンマーの人々の敬虔な信仰心が根付く街の一角にヤンゴン日本人学校はあります。 今年で創立56周年となります。開校(昭和39年・1964年)の頃よりミャンマーがどんな政情であろうとも、子供の数が少なくとも日本人学校として存在し続けてきました。

 

 近年、民政化と諸外国の資本投入も進み、日本からも政府援助としてJICA事業の拡大、大手日系企業の進出、さらに「アジア最後のフロンティア」での夢実現のために新規起業で進出してくる人たちが急激に増えてきました。それにともない園児・児童・生徒数も急増し、2015年のアセンブリー棟の増築、2019年の日本の技術の粋を集めた新校舎の建設へと続き、昨年度中(令和元年度)には在籍数185名にもなりました。2年度はさらに子供の数が増えて始まるぞ!と予想し期待しておりましたが、残念ながら、この世界中が見えない敵との戦いを強いられている中、本校の在籍者数も減少しています。

 

 一日も早い新型コロナウイルス感染症の収束と、ヤンゴン日本人学校の子供たちのヤンゴンを照らす太陽と微笑みの国ミャンマーの人たちのように、明るく元気で賢い子供たちの笑顔が戻ることを祈りつつ、新ホームページ開設のご挨拶といたします。

 

 

令和2(2020)年 5月

 

在ミャンマー日本国大使館附属 ヤンゴン日本人学校

校長 刑部 之康  

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