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職業講話

 8月30日(火)5・6校時に職業講話を行いました。

 今回は、文化人類学者の田村克己さんとオンラインで繋いで、ご講話いただきました。田村さんは「異なる文化の研究を通して、他者の理解を目指す」文化人類学を専門に研究されています。

 田村さんは、ミャンマーでの現地調査の様子や結婚式や食事面における日本文化との違いについて話され、児童・生徒たちは大変興味深く聞いていました。


《児童・生徒の感想》

◇「現地の人と同じ生活をして、人々のやっていることを観察する」というのを聞いて、文  

 化人類学に興味を持つことができました。ミャンマーの結婚式は、日本と違い 30 分ぐら

 いで帰るということにびっくりしました。


◇ミャンマーでの文化と日本の文化の違いが聞けたのはとても面白かったです。「そういえ  

 ばそうだな」と、いつもしているからこそ気づかないことに気づかされて、自分でもびっ

 くりしました。『文化人類学』初めて聞きましたが、とても楽しそうな活動をしているん

 だなと思いました。人と話すこと・人を観察することで違いに気づくのは普段の人間関係 

 でも必要なことだと思いました。とても興味深いご講話ありがとうございました。


◇異文化に触れ、知ることは楽しいと感じることができました。というのも、私がこの話を  

 聞くまでは、自分が知らない文化や言語に触れることを怖いと感じ、避けてきたからで  

 す。シンガポールにいたときも、現地の食べ物や場所を拒んでいました。しかし、先生は

 異なる世界を知ることに喜びや楽しさを感じていて、日本と比べたり、普段生活していた

 ら見落としてしまいそうな細かなところまでその国のことを観察されていたりしました。

 先生のエピソードを聞いているうちに、自分もこんな視点や気持ちで、シンガポールに住

 んでいたら、もっといろんなもの が見えてきたのかな...と少し昔の自分を後悔する一方で

 「ミャンマーに住んでいる今、この時間を大切にしよう。」という前向きな気持ちを持つ 

 こともできました。




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